物事は計画的に。
身体のあちこちが痛い。
図書館のお仕事って思いの外、ハードなんだよね。
っっって、パート行けないんだった!!
「椿、おはよう。
身体は痛いところない?」
「…岳さん、おはよう、ございます。
だ、大丈夫です。
ただ、お腹が空いたのと喉がカラカラです。」
「今日は僕が朝食の準備をするから、シャワーでも浴びておいで。」
雰囲気が甘いーーーー。
「えっっ!?」
鏡に写った自分の身体に目を疑ったーーーー。
「岳さんってば、見た目によらず大胆なんだよね。」
着替えをしてリビングへ行くと美味しい香りに包まれていた。
「見た目は悪いが味は……大丈夫だと思う。
食べるぞ!」
「「いただきます」」
スクランブルエッグ?ウィンナーを焼いたやつ?キウイフルーツが入っているヨーグルト……全部美味しい!
「凄く美味しいです。
岳さんの手料理が食べられるなんて夢にも思ってなかったので感動しちゃいます。」
「…ありがとう。
確かに今までは椿に任せっきりだったからな。
これからは協力する。」
「気を付けて。
お仕事頑張って下さい。」
ー
ー
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朝の甘い雰囲気に酔いしれていたら、懐かしい人からメッセージが届いた。
『椿、久しぶり。
元気してるか?
正月戻ってくるか?
中学の時のメンバーで同窓会やろうって話をしててさ。
×月×日に決まったから椿も参加できそうか?
みんなが帰省する年末か年始はどうかなって。
連絡待ってるからな!』
誠から同窓会のお知らせだった。
めちゃくちゃ、行きたい!!
岳さんに相談してから返信しよう。
なんだか楽しくなってきた。