物事は計画的に。

全部、病院の受付の方に言われるがまま。
丁寧に案内してもらって安心する。

「椿、大丈夫か?
 具合が悪くなったらベッドを借りられるみたいだから無理するなよ。」
「うん。
 病院の広さとやることがいっぱいで少し疲れました。
 岳さん、肩に寄りかかっても良いですか?」
「うん。もちろん。」



うとうと眠くなってきたところでモニターの番号のお知らせの音が鳴る。
「岳さん!!私の番号です!
 一緒に来てくれますか?」
「当たり前だろ。
 さあ、行こう。」

ガチャンーーーー。
「お名前は?」と看護師さんに確認される。
「宮下 椿です。」
「みやした つばき、さんね?
 間違えない?」
「はい。間違えないです。」
「なら、こちらに」
看護師さんの後をついて診察室へと足を運ぶ。
「下だけでいいから全部脱いで。
 準備出来たらこっちにきて。」
!?
「パンツもよ!」
!? 
パッパンツも脱ぐの!?
「はっはい…」


これから何が起こるのか分からない領域に凄く怖い!!!!

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