物事は計画的に。
こっちと言われた方へ行き、椅子のような診察台に座るよう言われた。
病院独特の怖い雰囲気が外観からも待合室からも感じられないけど、診察室はやはり病院だなと思わせる雰囲気に包まれている。
目の前にはカーテン。
誰の顔も見れない。
「こんにちは。
お名前を教えてくれますか?」
男性の声。ドクターでしょうか?
カーテン越しに声を掛けられまたもや、名前の確認。
凄く徹底されてる。
「宮下 椿です。」
「みやした つばきさんですね。」
「はい。」
「診察始めます。
びっくりすると思うけど力は入れないで抜くように。
力を入れるとなかなか終わらないからね。
じゃあ、始めます。
リラックスね~」