物事は計画的に。
「あ!」
「どうした?」
「誠からメッセージがきてました。
なんだろ?頼み事があるみたいで…会えないかって…
どうしよう…」
「椿の事だからその頼み事ってやつを引き受けたいだろ?
1日くらい良いんじゃないか?
ただし、僕も一緒に行く。
僕はあくまでも椿のお供。
妊娠を知っているのは僕たちだけなんだし、外出先で何かあったら直ぐに対応できる。」
「分かりました!
早速、誠には会える事をメッセージ送ります。」
ピンポーン~ピンポーン~
「あれ?誰だろ?
はーい。あら!ご無沙汰してます。
はい!今すぐ開けます!!」
どうやら知り合い?の訪問らしく慌ただしくインターフォンを切った。
「岳さん!!
桜井さんがお出でです。
私が対応して良いですか?」
「なんで桜井?
いや、僕が行く。」