物事は計画的に。


「あ!」

「どうした?」

「誠からメッセージがきてました。
 なんだろ?頼み事があるみたいで…会えないかって…
 どうしよう…」

「椿の事だからその頼み事ってやつを引き受けたいだろ?
 1日くらい良いんじゃないか?
 ただし、僕も一緒に行く。
 僕はあくまでも椿のお供。 
 妊娠を知っているのは僕たちだけなんだし、外出先で何かあったら直ぐに対応できる。」

「分かりました!
 早速、誠には会える事をメッセージ送ります。」



ピンポーン~ピンポーン~



「あれ?誰だろ?
 はーい。あら!ご無沙汰してます。
 はい!今すぐ開けます!!」

どうやら知り合い?の訪問らしく慌ただしくインターフォンを切った。

「岳さん!!
 桜井さんがお出でです。
 私が対応して良いですか?」 

「なんで桜井?
 いや、僕が行く。」



< 141 / 193 >

この作品をシェア

pagetop