物事は計画的に。
「彼女の誕生日プレゼント!?
彼女、いたのか!?」
「いますよ!
彼女の誕生日が今月なんです。
それで…まあ…プロポーズが出来たらなんて思ってるんです。
彼女とは中学からの同級生です。
椿も良く知ってる子なので彼女が気に入ってくれる物を選んで欲しくて。
図々しく連れ回してすみません。」
「いや。いいんだ。
勘違いして、君に嫌な思いをさせてしまっていたと思う。
それは謝罪させてくれ。
すまなかった。
椿は椿で久しぶりのショッピングを楽しみにしていたから気にしないで。
検討を祈るよ。
後、君の忠告はしっかり受け入れる。
今後も椿に良き友人と接してくれると有難い。」
最大ともいえる関門を突破した。
君は良い男だな。
そして、椿の大切な幼馴染みだ。
「もちろんです。」