物事は計画的に。
長年の片思いが叶い、とうとう椿が僕のものになったーーーーーーーーーーーーー。
愛してる人との行為に泣きそうになった。
「いい年して、何やってるんだか。」
恥ずかしくなって乾いた笑い声を出してしまった。
「う、う…ん……」
まずい!!
椿を起こしてしまうところだった。
また直ぐにすーすーと寝息を立てながら眠る椿を見てほっとする。
目が覚めて記憶がないとか、やっぱり違うなんて事を言われない様に君の綺麗な肌に痕を残した。
椿はきっと気付いていないだろうが、避妊具は着けていない。
敢えて着けなかったのか、と聞かれたら否定はしない。
なぜなら僕は、君との子どもを望んでいる。
初めての君に優しくするつもりが箍が外れてしまった自分にまた可笑しくなる。
チュッと椿の額にキスをする。
「愛してる」
君と一つになれてもまだ不安要素はある。
何故なら予測不可能な行動を取るから。
今日まで長かったなと最近の事を思い出すーー
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