昨日までを愛せますように。
彼女の名前を聞いた。
"美優(みゆ)"だって……。
彼女の話も聞いた。
今まで封印してきた、私の話もした。
彼女と二人、流した涙。
彼女の連絡先も聞いて、時々、会う事にした。
一番、不思議な事は彼女が結婚していた事。
そんな風には見えないんだけど、歳を聞いたら、22歳だって。
私よりも二つ下。
「あ、香奈ちゃん、旦那さんから電話。ちょっと待ってて」
「うん、待ってるよ」
話をしていたら、タイミング良く旦那さんから電話が来た。
「ごめんね、香奈ちゃん。旦那さんが飲み会が終わったから駅まで戻るね」
「私も帰るから駅まで一緒に行くよ」
彼女は旦那さんが飲み会だったので駅まで迎えに来たと言っていたので駅前で別れた。
その後、直ぐに旦那さんが来たのか、改札口を通った所から見えた。
アレは、あの人、だ─────……
不思議な偶然はまだ続く。
公園で会った男が彼女の夫だった事。
有り得ない偶然……?
私にも偶然過ぎて、理解不能。
何か裏がある……?
─────ただ彼女に感謝すべき事は、心を開かせてくれて有難う。
そう思えた今。
この先、どんな運命が待ち受けているかも知らずに─────……
"美優(みゆ)"だって……。
彼女の話も聞いた。
今まで封印してきた、私の話もした。
彼女と二人、流した涙。
彼女の連絡先も聞いて、時々、会う事にした。
一番、不思議な事は彼女が結婚していた事。
そんな風には見えないんだけど、歳を聞いたら、22歳だって。
私よりも二つ下。
「あ、香奈ちゃん、旦那さんから電話。ちょっと待ってて」
「うん、待ってるよ」
話をしていたら、タイミング良く旦那さんから電話が来た。
「ごめんね、香奈ちゃん。旦那さんが飲み会が終わったから駅まで戻るね」
「私も帰るから駅まで一緒に行くよ」
彼女は旦那さんが飲み会だったので駅まで迎えに来たと言っていたので駅前で別れた。
その後、直ぐに旦那さんが来たのか、改札口を通った所から見えた。
アレは、あの人、だ─────……
不思議な偶然はまだ続く。
公園で会った男が彼女の夫だった事。
有り得ない偶然……?
私にも偶然過ぎて、理解不能。
何か裏がある……?
─────ただ彼女に感謝すべき事は、心を開かせてくれて有難う。
そう思えた今。
この先、どんな運命が待ち受けているかも知らずに─────……