真夜中のサイコパス
「ねぇ、優子。
今から私が言うことをみんなには内緒にしていてくれる?」
「咲良がそう言うなら誰にも言わないよ。
だって、私たちって、親友じゃん」
「そうだよね……。
今から話すことは、本当に信頼できる優子にしか話せないことなんだ」
「ちょっと、咲良。
その前振り、めっちゃ気になるんだけど。
ねぇ、早く教えてよ」
「優子はうれしそうにしているけど、全然、良いニュースじゃないからね」
「そうなんだ。
でさ、咲良の話したいことって、なに?」
「優子、このノートを見て欲しいの」
私はそう言って、私の机の上に置いてあったあのノートをバッグの中から取り出し、あの不気味な文章が書いてあるページを優子に見せた。
すると、その文章を読んだ優子の顔から笑顔が消えて、優子の顔つきが険しくなった。
優子はノートに書いてある文章を読み終えると、珍しく深刻そうな顔をして、私の目をのぞき込んだ。
今から私が言うことをみんなには内緒にしていてくれる?」
「咲良がそう言うなら誰にも言わないよ。
だって、私たちって、親友じゃん」
「そうだよね……。
今から話すことは、本当に信頼できる優子にしか話せないことなんだ」
「ちょっと、咲良。
その前振り、めっちゃ気になるんだけど。
ねぇ、早く教えてよ」
「優子はうれしそうにしているけど、全然、良いニュースじゃないからね」
「そうなんだ。
でさ、咲良の話したいことって、なに?」
「優子、このノートを見て欲しいの」
私はそう言って、私の机の上に置いてあったあのノートをバッグの中から取り出し、あの不気味な文章が書いてあるページを優子に見せた。
すると、その文章を読んだ優子の顔から笑顔が消えて、優子の顔つきが険しくなった。
優子はノートに書いてある文章を読み終えると、珍しく深刻そうな顔をして、私の目をのぞき込んだ。