カレシとお付き合い② 森君と杏珠
♢
私と紬ちゃんが怒涛の勢いで話してる間に、辻本君だけじゃなくてサッカー部の男の子達が集まってきていた。
サッカー部は仲がいいから、どのクラスになってもサッカー部でまとまってる。
あっ⋯⋯ 辻本君のとなり⋯⋯ 。
いつの間にか、彼の姿があった。
⋯⋯ 森和慎君だ。
森君はサッカー部じゃない。
でもふと気がつくと、よく辻本君の横に森君がいる。
森君、辻本君の親友なんだって。
小学校から一緒だって小耳にはさんだ。
辻本君が紬ちゃんといる時、森君がたまたま真横にいてドキッとする事がある。
『森君がいる!』
と変に意識してしまう。
サッカー部の子は、基本カリッとしてヒョロッとしていて真っ黒に日焼けしていて、制服の中で細い体が泳ぐように大きく動く。
荷物が多くて、巨大なスポーツバックに、少しズレるシャツ、全身を使って身振りが大きい。
私と紬ちゃんが怒涛の勢いで話してる間に、辻本君だけじゃなくてサッカー部の男の子達が集まってきていた。
サッカー部は仲がいいから、どのクラスになってもサッカー部でまとまってる。
あっ⋯⋯ 辻本君のとなり⋯⋯ 。
いつの間にか、彼の姿があった。
⋯⋯ 森和慎君だ。
森君はサッカー部じゃない。
でもふと気がつくと、よく辻本君の横に森君がいる。
森君、辻本君の親友なんだって。
小学校から一緒だって小耳にはさんだ。
辻本君が紬ちゃんといる時、森君がたまたま真横にいてドキッとする事がある。
『森君がいる!』
と変に意識してしまう。
サッカー部の子は、基本カリッとしてヒョロッとしていて真っ黒に日焼けしていて、制服の中で細い体が泳ぐように大きく動く。
荷物が多くて、巨大なスポーツバックに、少しズレるシャツ、全身を使って身振りが大きい。