年下彼氏 〜side story〜



「エロ本?」


ベッドが軋んで真紀が腰掛けたのがわかった。

ちらりと見れば、黒のミニスカートに白のニット。

見えそうだな・・・。

真紀に欲情とかはしないけど、とりあえず見れるなら見れた方がいいってもんだ。

つーか、いつからこんな服着るようになったんだろう・・・、と真紀の脚を見ながらぼんやり思った。


「なんだ、エロ本じゃないんだ?」

「あ?読みたいならベッドの下に転がってるけど」

「知ってる」


なんでだよ、とは言わない。

ほぼ毎日来てんだから、まぁ知ってて当たり前だろう。


「今日は何?ゲーム?ジャンプ?」

「ん、あのさ。大志クリスマスって何してる?」




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