死神のお気に入り
小さめのオフィスには、それぞれ自分のデスクがあり、そこで仕事を一日こなす。でも、この会社で真面目に働いているのって私だけかもしれない。
自分のデスクに向かっている間、椅子に座っている人は何人かいた。でもパソコンを見ると、仕事とは全然関係ないYouTubeを開けて動画を見ていたり、オンラインゲームをしていたりと呆れてしまう。そして自分のデスクを見ると、朝からさらに気持ちが沈んでしまった。
「これやっといてね〜」
そうメモが貼られた大量の書類が私のデスクに大量に置かれている。OLになってまだ二年目の私がやらないような書類まで押し付けられていた。
私の同期になる人はこの会社にはいない。親に強制的に入社させられたこの会社は、新入社員と呼べるのは私一人しかいなかった。だから、悩みなどを相談し合える人もおらず、会社に入って早々に先輩全員から仕事を押し付けられるハメになったんだ。
「また残業か……」
自分のデスクに向かっている間、椅子に座っている人は何人かいた。でもパソコンを見ると、仕事とは全然関係ないYouTubeを開けて動画を見ていたり、オンラインゲームをしていたりと呆れてしまう。そして自分のデスクを見ると、朝からさらに気持ちが沈んでしまった。
「これやっといてね〜」
そうメモが貼られた大量の書類が私のデスクに大量に置かれている。OLになってまだ二年目の私がやらないような書類まで押し付けられていた。
私の同期になる人はこの会社にはいない。親に強制的に入社させられたこの会社は、新入社員と呼べるのは私一人しかいなかった。だから、悩みなどを相談し合える人もおらず、会社に入って早々に先輩全員から仕事を押し付けられるハメになったんだ。
「また残業か……」