幼なじみと恋愛講座をご一緒に。

side花乃



ランチタイムは雪ちゃんと社食へーーーー。
今日は何にしようかな~?
普段はお弁当を持参しているので社食乃メニュー乃多さに悩んでしまう。


「花乃、決まった?
 私は豚カツ定食にする!
 お腹がめちゃくちゃ空いてる~」

確かにお腹はペコペコだけど、豚カツは大盛って噂だし普段自分が作らないメニューにしようかな。とまだ決まらない私は優柔不断だ。


「雪ちゃん、豚カツ定食って結構なボリ
ュームで有名なやつだよね?
 頑張って!!
 私は…どれにしようかな~?」

「花乃、早く決めて!
 そして、永瀬君とのラブラブストーリーを教えなさい。」

「!?」
あ!
雪ちゃんの爆弾発言で手元が狂ったーーーー。
あっ~これじゃないのに。。
間違えて券売機のチケットを買ってしまい肩を落とす。

「それで?
 昨日は激しかったんだあ~」

オブラートに包むことなく急所をつかれた。
これぞ、女の勘ってやつかな?

「どっ、どうして?
 まだ何も話してないよ。」

「何動揺してるの?可愛い~
 お姉さんは見ればわかるのよ!
 それにしても、なんで花乃まで豚カツ定食?」

……。もお!

「手元が狂っちゃったの。」


雪ちゃんの爆弾発言に。


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