幼なじみと恋愛講座をご一緒に。

これは、もしかしなくても。
私と二人で会話していたノリの雪ちゃんが少し心配だから見張らなきゃ!!

「そうなんだ。
 いつもより遅め。
 食べるのは早いから就業時間には間に合う。
 水野さん、それ食べきれるの?」

「かなり無理して食べてます。
 私の事はどうか、お気になさらず。」

豚カツところかご飯も大盛、千切りキャベツも大盛。。
完食は恐らく無理だろう。


「じゃあ、一切れ貰っても良い?
 凄く美味しそうに食べてるから欲しくなった。」

「高橋さんったら、エッチ~
 花乃、浮気はダメ。絶対。
 あ~んなんてしたら旦那が泣いちゃうよ~」

「!!」
高橋さん。
楽しい楽しいランチタイムにすみません。
どうか、ここの席を選ばなきゃ良かったなんて思わないで下さい。

< 40 / 81 >

この作品をシェア

pagetop