幼なじみと恋愛講座をご一緒に。
深い意味があっては困るのだけど。と心のなかだけで突っ込みを入れる。
高橋さんも何でわざわざ、花乃に頼むかなあ~
そこは世良さんの方が適任だと思うのだけど……。
「幹事の事は分かったけど、花乃一人でやるのか?」
「あ!その事でいっくんに相談なの!!」
「ん?
相談ってなに?」
「幹事をね、雪ちゃんと一緒にやって欲しいってお願いして引き受けてくれたの!
その話をしてたから田代さんに会いに行けなくて、今日のランチは雪ちゃんとしてたんだよ。
それでね、忘年会に田代さんを誘おうかなって考えて、いっくんも来てよ!」
俺の考えている想像の斜め上の発想に箸で掴んでいた鶏の竜田揚げをポロっと落としそうになった。
「は?」
「いっくんが嫌なら別にいいよ!
田代さんと高橋さんの仲を取り持つチャンスって忘年会しかないかなって思ったの!」
「行くに決まってるだろ!!」
「良かったあ~
宜しくね!いっくん!」
正直、田代さんの事をすっかり忘れていた……。
花乃って本当に良いやつだ。
田代さんが花乃の事をお子ちゃま扱いしたって花乃は気にしていたけど、高橋さんとの事を花乃にお願いしたいって思っていたという事は彼女の良さに恐らく気が付いて抜擢したのだろうか。
それだったら、田代さんって相当な策士だな。
高橋さんも何でわざわざ、花乃に頼むかなあ~
そこは世良さんの方が適任だと思うのだけど……。
「幹事の事は分かったけど、花乃一人でやるのか?」
「あ!その事でいっくんに相談なの!!」
「ん?
相談ってなに?」
「幹事をね、雪ちゃんと一緒にやって欲しいってお願いして引き受けてくれたの!
その話をしてたから田代さんに会いに行けなくて、今日のランチは雪ちゃんとしてたんだよ。
それでね、忘年会に田代さんを誘おうかなって考えて、いっくんも来てよ!」
俺の考えている想像の斜め上の発想に箸で掴んでいた鶏の竜田揚げをポロっと落としそうになった。
「は?」
「いっくんが嫌なら別にいいよ!
田代さんと高橋さんの仲を取り持つチャンスって忘年会しかないかなって思ったの!」
「行くに決まってるだろ!!」
「良かったあ~
宜しくね!いっくん!」
正直、田代さんの事をすっかり忘れていた……。
花乃って本当に良いやつだ。
田代さんが花乃の事をお子ちゃま扱いしたって花乃は気にしていたけど、高橋さんとの事を花乃にお願いしたいって思っていたという事は彼女の良さに恐らく気が付いて抜擢したのだろうか。
それだったら、田代さんって相当な策士だな。