初恋物語~大切な君へ
だけど黙って帰る人じゃないしなぁ…。
一体どうしたのだろう。
なにか事件に巻き込まれたとか?
とりあえずもう少し待ってみよう。
そして、後20分待っても戻ってこなかったら電話してみよう。
私は待っている間スマホでニュースを読んだりしていたらもう既に20分過ぎていた。
近藤君…戻ってこない。
私はさすがに心配になり電話をかけてみた。
「はい。」
「近藤君!」
「今どこにいるの?」
「もしかして帰ってしまったの?」
「木梨ごめん!もう着く!」
そう言って近藤君は電話切った。
電話中の近藤君は走っているような感じだった。
もう着くってどこに着くの?
家?
私やっぱりなんか近藤君にしちゃったのかな…。
クリスマスプレゼント渡しそびれちゃったなぁ。
なんだか寂しくなった気持ちになり私は
家に帰ろうと思い時計台から離れようと
後を振り向いた途端誰かに手首を掴まれる。
「キャッ!」
「木梨ごめん!」
「近藤君!?」
「家に帰ったんじゃ…」
「帰る訳ないだろ!」
「だけど、もうすぐで着くって…」
「それは木梨のいる所に」
「もうすぐで着くって意味。」
「そうだったんだ。」
「勘違いしちゃってごめん。」
「中々帰って来ないから」
「事件に巻き込まれたのかと思って」
「電話して、それでもうすぐで着く」
「=家に着くのだと勘違いしてた。」
「ごめんな…」
「俺がもう少しちゃんと説明すべき」
「だったよな。」
「実はこれ買いに行ってたんだ。」
そう言って近藤君が見せてくれた袋は
超有名店のフライドチキン屋さんの
袋だった。
チキンを買いに行ってて遅くなったのだと
知り、近藤君に何も事件とか怪我とかも
なかったと改めて確信がついたらなんだか
安心したら一気にお腹が空いてきちゃった。
「フライドチキン?」
「そう!」
「木梨と食べよって思ってさ。」
「今日クリスマスらしき」
「事してないなぁって思ってさ。」
「ギュルルル」
私のお腹が突然と前触れもなく鳴り響く。
どどどどどうしよう!
ますます私の顔が熱くなっていくのが
わかる。
めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!
こんなのお腹空いてチキンに飢えてるって
バレバレじゃん!
穴があったら落ちたいよぉー。
「木梨(笑)」
「嫌!笑わないで!」
「恥ずかしい!」
「大丈夫だって。」
「お腹空いてたんだろ?」
「自然現象なんだし別に恥ずかしがる」
「事なんてないぞ。」
「そんな事言われても…」
「一応、女だし…恥ずかしいよ?」
「でも俺は嬉しいけどな!」
「木梨のまた1つ意外な一面見れたのと」
「俺に緊張してなくて自然でいてくれて」
「るのがわかったから。」
「近藤君って本当すごいなぁ。」
「そうやってプラスに考えられる」
「能力私にもわけて(笑)」
「さすがに分けられないな(笑)」
「あっ、木梨…あっちの噴水のある広場」
「でチキンが冷めないうちに食べよ。」
「それにちょっと渡したい物も」
「あるから…。」
「わかった!」
「私も渡したい物があるからそうする。」
俺と木梨は5分程歩き夜景の綺麗な海と橋と噴水がある広場に到着していた。
時間も18時前と言う事もあり辺りは
恋人同士の割合が多くなっていた。
ここには海と橋を見れるように多くのベンチが設置されている。
本当はここで告白したい気持ちがものすごくあるが、俺は颯と約束していた事は守りたい。
雫の事好きならちゃんと俺にも言って欲しい。
言わずにまた諦めるって事はやめろって言われている。
アイツはどこまでお人好しで良い奴なんだとその時つくづく思った。
ちゃんと颯に俺も木梨の事好きだって事言ってから告白しないと抜け駆けになる。
大事な友達だからそんな事したくない。
だから俺はグッと歯を食いしばり我慢をした。
「木梨ここのベンチに座る?」
「うん!」
「近藤君!ここすごく夜景と海綺麗」
「だね。」
「こんな良い場所あったの知らなかった」
「し、ここに来るの初めて。」
ふと私は周囲を見渡す。
すると周りにはベンチが沢山あり、
大きな噴水もあった。
噴水は水が流れているところから色々な
色が入れ替わり点灯していた。
水色、赤色、ピンク色、橙色、紫色と
水の中でチラチラと夜景と共に灯っていた。
そして、その周りには恋人同士達が多く
2人の時間を楽しんでいる人達が目に映る。
「初めてなんだな…良かった。」
「木梨、冷めないうちに食べよ。」
「そだね!」
「ここのフライドチキン久しぶりだよ。」
「久しぶりに食べると美味いな(笑)」
「うん♪」
「なんだかこうして夜景見ながら」
「食べるのオシャレだね!」
「なんだか新鮮な感じ♪」
「確かにな(笑)」
「俺も今思ったら今日が初めてかも。」
「木梨残り1本食べて良いよ。」
「えっ!」
「いいよ!私、4本食べたよ!」
「俺も4本食べたぞ?(笑)」
「近藤君が買って来たんだから」
「食べなよ♪」
「それに私、もうお腹いっぱい(笑)」
「コーラも飲んじゃってるし(笑)」
一体どうしたのだろう。
なにか事件に巻き込まれたとか?
とりあえずもう少し待ってみよう。
そして、後20分待っても戻ってこなかったら電話してみよう。
私は待っている間スマホでニュースを読んだりしていたらもう既に20分過ぎていた。
近藤君…戻ってこない。
私はさすがに心配になり電話をかけてみた。
「はい。」
「近藤君!」
「今どこにいるの?」
「もしかして帰ってしまったの?」
「木梨ごめん!もう着く!」
そう言って近藤君は電話切った。
電話中の近藤君は走っているような感じだった。
もう着くってどこに着くの?
家?
私やっぱりなんか近藤君にしちゃったのかな…。
クリスマスプレゼント渡しそびれちゃったなぁ。
なんだか寂しくなった気持ちになり私は
家に帰ろうと思い時計台から離れようと
後を振り向いた途端誰かに手首を掴まれる。
「キャッ!」
「木梨ごめん!」
「近藤君!?」
「家に帰ったんじゃ…」
「帰る訳ないだろ!」
「だけど、もうすぐで着くって…」
「それは木梨のいる所に」
「もうすぐで着くって意味。」
「そうだったんだ。」
「勘違いしちゃってごめん。」
「中々帰って来ないから」
「事件に巻き込まれたのかと思って」
「電話して、それでもうすぐで着く」
「=家に着くのだと勘違いしてた。」
「ごめんな…」
「俺がもう少しちゃんと説明すべき」
「だったよな。」
「実はこれ買いに行ってたんだ。」
そう言って近藤君が見せてくれた袋は
超有名店のフライドチキン屋さんの
袋だった。
チキンを買いに行ってて遅くなったのだと
知り、近藤君に何も事件とか怪我とかも
なかったと改めて確信がついたらなんだか
安心したら一気にお腹が空いてきちゃった。
「フライドチキン?」
「そう!」
「木梨と食べよって思ってさ。」
「今日クリスマスらしき」
「事してないなぁって思ってさ。」
「ギュルルル」
私のお腹が突然と前触れもなく鳴り響く。
どどどどどうしよう!
ますます私の顔が熱くなっていくのが
わかる。
めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!
こんなのお腹空いてチキンに飢えてるって
バレバレじゃん!
穴があったら落ちたいよぉー。
「木梨(笑)」
「嫌!笑わないで!」
「恥ずかしい!」
「大丈夫だって。」
「お腹空いてたんだろ?」
「自然現象なんだし別に恥ずかしがる」
「事なんてないぞ。」
「そんな事言われても…」
「一応、女だし…恥ずかしいよ?」
「でも俺は嬉しいけどな!」
「木梨のまた1つ意外な一面見れたのと」
「俺に緊張してなくて自然でいてくれて」
「るのがわかったから。」
「近藤君って本当すごいなぁ。」
「そうやってプラスに考えられる」
「能力私にもわけて(笑)」
「さすがに分けられないな(笑)」
「あっ、木梨…あっちの噴水のある広場」
「でチキンが冷めないうちに食べよ。」
「それにちょっと渡したい物も」
「あるから…。」
「わかった!」
「私も渡したい物があるからそうする。」
俺と木梨は5分程歩き夜景の綺麗な海と橋と噴水がある広場に到着していた。
時間も18時前と言う事もあり辺りは
恋人同士の割合が多くなっていた。
ここには海と橋を見れるように多くのベンチが設置されている。
本当はここで告白したい気持ちがものすごくあるが、俺は颯と約束していた事は守りたい。
雫の事好きならちゃんと俺にも言って欲しい。
言わずにまた諦めるって事はやめろって言われている。
アイツはどこまでお人好しで良い奴なんだとその時つくづく思った。
ちゃんと颯に俺も木梨の事好きだって事言ってから告白しないと抜け駆けになる。
大事な友達だからそんな事したくない。
だから俺はグッと歯を食いしばり我慢をした。
「木梨ここのベンチに座る?」
「うん!」
「近藤君!ここすごく夜景と海綺麗」
「だね。」
「こんな良い場所あったの知らなかった」
「し、ここに来るの初めて。」
ふと私は周囲を見渡す。
すると周りにはベンチが沢山あり、
大きな噴水もあった。
噴水は水が流れているところから色々な
色が入れ替わり点灯していた。
水色、赤色、ピンク色、橙色、紫色と
水の中でチラチラと夜景と共に灯っていた。
そして、その周りには恋人同士達が多く
2人の時間を楽しんでいる人達が目に映る。
「初めてなんだな…良かった。」
「木梨、冷めないうちに食べよ。」
「そだね!」
「ここのフライドチキン久しぶりだよ。」
「久しぶりに食べると美味いな(笑)」
「うん♪」
「なんだかこうして夜景見ながら」
「食べるのオシャレだね!」
「なんだか新鮮な感じ♪」
「確かにな(笑)」
「俺も今思ったら今日が初めてかも。」
「木梨残り1本食べて良いよ。」
「えっ!」
「いいよ!私、4本食べたよ!」
「俺も4本食べたぞ?(笑)」
「近藤君が買って来たんだから」
「食べなよ♪」
「それに私、もうお腹いっぱい(笑)」
「コーラも飲んじゃってるし(笑)」