初恋物語~大切な君へ
「えっ?」
「俺と慎吾は何回か来た事あるからな。」
「私なら何回来ても慣れなさそう(笑)」
「「お邪魔します。」」
「おかえりなさいませ颯太様。」
「ただいま。」
「圭介様、慎吾様いらっしゃいませ。」
「後藤さんお久しぶりです!」
「後藤さん、お邪魔します。」
「圭介様も慎吾様もお元気そうで」
「何よりでございます。」
「ところで颯太様そちらの女性の方々」
「は?」
「木梨雫ちゃんと、長谷川美桜ちゃん」
「で、雫は俺の彼女。」
「初めましてお手伝いの後藤佳恵と」
「申します。」
「吉川様の家の家政婦をしております。」
「「よろしくお願いします。」」
「貴女が雫さんね!」
「あっ、はい。」
「いつも颯太様から貴女のお話し」
「お聞きしております。」
「颯太様は雫様との出来事を毎日私に」
「お話しして下さって素敵なお嬢様」
「だと想像しておりましたが」
「実際は想像以上にとても素敵なお嬢様」
「で会えて嬉しいでございます。」
「皆さんと会えた事もすごく嬉しいで」
「ございます。」
「どうぞごゆっくりなさってください」
「ませ。」
「後藤さん後でお茶菓子お願い」
「しても良いかな?」
「颯太様かしこまりました。」
「皆さんがお喜びになりそうなお茶菓子」
「を選んで運んでまいります。」
私達は後藤さんと別れ、颯太君の部屋へと
進んだ。
2階に上がり左に右折すると突き当たりに
1つの部屋が見えた。
そこが颯太君の部屋らしい。
その部屋に私達は順番ずつ入り私は
颯太君の部屋を見てびっくりする。
「みんな適当に座って。」
みんなそれぞれ適当に座りだしているが
私は未だに唖然と部屋の広さに驚いていた。
「木梨?座んないのか?」
「もしかして具合悪いのか?」
「教室の時寒そうにしてたし。」
「あれだったら俺のカーディガン」
「貸そうか?」
「圭介、大丈夫俺の服貸すから。」
「2人とも私全然具合悪くないから」
「大丈夫だよ!」
「「本当に大丈夫か?」」
「雫は吉川君の部屋があまりにも」
「広すぎて唖然としちゃってた」
「だけだよね?♪」
「うん!美桜なんでわかったの?」
「何年一緒にいると思ってんの♪」
「さすが長谷川。」
「本当(笑)」
「2人ともまだまだねー!」
「雫の事は任せなさい!」
「美桜(笑)」
「そんなドヤ顔で自慢するような事」
「じゃないよ(笑)」