初恋物語~大切な君へ
俺、吉川颯太は学校終わった後俺のツレ
2人増田慎吾と近藤圭介と俺のクラスメイトの男子2人と
クラスメイトの女子4人で都内のカラオケに来ていた。
「颯太~お前どしたー?」
俺は今日の朝の出来事思い出していた。
っと言うか頭から離れられないでいた。
むかーし俺が幼稚園の年長の時、
親の別荘で夏休みを過ごした時に偶然
海で出会った女の子にどこか似ている気がした。
女の子の別荘まで遊びに行ったりしてさ。
あの時もその子で頭いっぱいなってたな。
その子の事がずっと忘れられなかったっけ
あの時。
今でもたまに夢にまで出てくるぐらいだし。
でもまさかな…そんな偶然あるはずないよな。
「あっ、慎吾」
「なんでもないよ。」
「本当かよ(笑)」
「颯太に気がある女の子が颯太に」
「向かって話してるのにそれすら」
「うわの空でさあーお前らしくないよな」
「本当だよ颯太君~」
「私ずっと話しかけてたんだからね!」
俺に気を持ってる女子はあざとさ見え見え
の仕草をしながら頬をふくらませた。
「ごめんねちょっと考え事してたんだ。」
「いいよ♪」
「この後、2人で遊んでくれたら許す♪」
「あはは参ったなぁ。」
「わかったよ。」
少やっぱり女子ってこーゆ子多いよな。
なんか今日は乗り気になれない。
少し2人で遊んで何かしら理由つけて早めに切り上げて帰ろ。