初恋物語~大切な君へ
颯太君が本当に私の事を好いてくれていると嫌ほど伝わる。
その度に私も麻痺してしまいそうなくらい
増す増す颯太君を好きになってしまって行く。
甘い蜜のように私の脳内に染み付いて
離れてくれない。
そう頭でぐるぐると何度も思いながら
私は颯太君に返事を返した。
「ありがとう…ちゃんと颯太君の」
「気持ち伝わってるからもう少し待って」
「ほしい。」と文字を打ちそのまま送信ボタンを押した。
「木梨お待たせ。」
「あっ、おかえり!」
「そろそろ上映の時間なるから」
「入ろうか。」
「えっ?チケットに
まだ買ってないよ?」
「はいチケット。」
「えっ!?」
「買っておいた。」
「トイレ行った後すぐに。」
「近藤君ありがとう!」
「チケット代いくら?」
「いい…。」
「俺の奢り。」
「えええ!」
「いいよ!ちゃんと払うよ!」
「いいって。」
「誘ったの俺だしさ、木梨が楽しんで」
「くれればそれでOK。」
「でも…そんな悪いよ…。」
「俺が好きでしてる事だから」
「素直に甘えとけって。」
「近藤君…。」
「それじゃお言葉に甘えちゃおっかな。」
「ありがとう!」
そう言いながら木梨はとてつもなく可愛い
はにかんだ笑顔で俺にお礼を言ってきた。
この笑顔反則すぎる…。
抱き締めてそのままキスまでしたくなる
衝動に走ってしまう。
なんだよこれ…どんどん欲ばかり増えて
冷静な自分でいられる自信がなくなる。
このままじゃ本当にキスしてしまうと
思った俺は冷静さを取り戻すために
早歩きで上映場所へ急いだ。
「お礼はいいから早く行こうぜ。」
「近藤君ちょっと待って!」
「早いよ!」
急に何故か近藤君は早歩きをして
上映場所まで行ってしまう。
ちょっと!本当どうしちゃったの?
私は近藤君の後を小走りで追いかけた。
「木梨こっち。」
「うん!ここね。」
私と近藤君が座った場所は丁度、
前と後ろの真ん中に位置する席でスクリーンの真ん中で観賞できる所。
こんな良い場所取れたんだ…近藤君って
運良いよなぁ。
「木梨、今何分?」
「今13分だよ。」
「後5分で始まるね♪」
「なぁ、ジュースとかいる?」
「私は要らないかな(笑)」
「私、映画観る時集中して観ちゃうから」
「すぐ飲み物とか食べ物の存在忘れて」
「結局残しちゃうんだよね。」
「あはは俺と一緒だな!」
「良かった!仲間がいた♪」
「「あっ、始まる。」」
スクリーン所がジワジワと暗くなり、
画面に映像が流れ始めた。
私はもう既にハイテンションで
最初は様々な映画の予告が流れ出す。
映画館は行った時の最初の楽しみが
この映画予告を観て、次どんな映画をするのか面白そうな映画を発掘するのが快感で
ある。
そして予告が終わると遂に本編の映像が映し出された。
この瞬間から私と近藤君は作品の世界へと
惹き込まれて行き近藤君とシンクロしたの
だった。
そこからはもう時間が急速に過ぎて行き
気が付けば物語はクライマックスにまで
行き良い感動の結末で完結した。
そして、最後のエンディングの曲まで聴き終え部屋が明るくなると同時に私達は
その場を後にした。
「はぁーーー♪」
「最高で超絶の面白さと感動で今でも」
「興奮が止まらない♪」
「今回のはハズレなしだったな!」
「迫力もあり、面白さ、切なさ」
「全て詰まっててストーリも原作に」
「忠実再現されていた。」
「そうなのそうなの!」
「もう本当、言葉に表せないくらい」
「感動しちゃった!」
「近藤君連れてきてくれて」
「ありがとう♪」
「いいよ。」
「俺が木梨と一緒に観たかった」
「だけだから。」
「それよりもう13時過ぎてるから」
「昼飯食いに行こう。」
「同じ趣味の人と観れるって良いよね!」
「ごっ!ご飯?」
「うん!行こ行こ!」
近藤君のさっきのセリフ…そんな深い意味ないよね?
きっと私と近藤君が同じ趣味だから…
それに友達だから一緒に観たかったって
意味だよね…。
「木梨、食べたい物あるんだけど」
「そこでいい?」
「うん!」
「私はどこでも良いよ!」
「任せるよ。」
「美味しいハンバーグ屋が」
「このすぐ近くにあるんだ。」
「えっ!!」
「ハンバーグ!?」
「もしかして近藤君ってハンバーグ」
「が好物?」
「うん…そうだけど…木梨やけに」
「食い気味だな(笑)」
木梨がこんな無邪気に食い付いてくるの
新鮮でこれもまた可愛いくて愛おしい。
きっと木梨もハンバーグ好きって言わなくても丸わかりである。
しかも今日の服装激やばい…似合いすぎてる。
bearWorldのサロペット付きのチェック柄の紺のキュロットに白のファー素材のインナーでアウターは丈が少し短い黒のコート。
そんな木梨の洋装見てたら他の女性なんて
比べ物にならない。
俺の中で1番輝いて見えていた。
「私もハンバーグが好物なの!」
「1週間、朝昼晩ハンバーグを」
「出されても食べれちゃうもん!」
「あははは(笑)」
「木梨マジで面白すぎ!」
「1週間ハンバーグはさすがに」
「飽きると思うぞ?(笑)」
「例えが斬新すぎるよ(笑)」
その度に私も麻痺してしまいそうなくらい
増す増す颯太君を好きになってしまって行く。
甘い蜜のように私の脳内に染み付いて
離れてくれない。
そう頭でぐるぐると何度も思いながら
私は颯太君に返事を返した。
「ありがとう…ちゃんと颯太君の」
「気持ち伝わってるからもう少し待って」
「ほしい。」と文字を打ちそのまま送信ボタンを押した。
「木梨お待たせ。」
「あっ、おかえり!」
「そろそろ上映の時間なるから」
「入ろうか。」
「えっ?チケットに
まだ買ってないよ?」
「はいチケット。」
「えっ!?」
「買っておいた。」
「トイレ行った後すぐに。」
「近藤君ありがとう!」
「チケット代いくら?」
「いい…。」
「俺の奢り。」
「えええ!」
「いいよ!ちゃんと払うよ!」
「いいって。」
「誘ったの俺だしさ、木梨が楽しんで」
「くれればそれでOK。」
「でも…そんな悪いよ…。」
「俺が好きでしてる事だから」
「素直に甘えとけって。」
「近藤君…。」
「それじゃお言葉に甘えちゃおっかな。」
「ありがとう!」
そう言いながら木梨はとてつもなく可愛い
はにかんだ笑顔で俺にお礼を言ってきた。
この笑顔反則すぎる…。
抱き締めてそのままキスまでしたくなる
衝動に走ってしまう。
なんだよこれ…どんどん欲ばかり増えて
冷静な自分でいられる自信がなくなる。
このままじゃ本当にキスしてしまうと
思った俺は冷静さを取り戻すために
早歩きで上映場所へ急いだ。
「お礼はいいから早く行こうぜ。」
「近藤君ちょっと待って!」
「早いよ!」
急に何故か近藤君は早歩きをして
上映場所まで行ってしまう。
ちょっと!本当どうしちゃったの?
私は近藤君の後を小走りで追いかけた。
「木梨こっち。」
「うん!ここね。」
私と近藤君が座った場所は丁度、
前と後ろの真ん中に位置する席でスクリーンの真ん中で観賞できる所。
こんな良い場所取れたんだ…近藤君って
運良いよなぁ。
「木梨、今何分?」
「今13分だよ。」
「後5分で始まるね♪」
「なぁ、ジュースとかいる?」
「私は要らないかな(笑)」
「私、映画観る時集中して観ちゃうから」
「すぐ飲み物とか食べ物の存在忘れて」
「結局残しちゃうんだよね。」
「あはは俺と一緒だな!」
「良かった!仲間がいた♪」
「「あっ、始まる。」」
スクリーン所がジワジワと暗くなり、
画面に映像が流れ始めた。
私はもう既にハイテンションで
最初は様々な映画の予告が流れ出す。
映画館は行った時の最初の楽しみが
この映画予告を観て、次どんな映画をするのか面白そうな映画を発掘するのが快感で
ある。
そして予告が終わると遂に本編の映像が映し出された。
この瞬間から私と近藤君は作品の世界へと
惹き込まれて行き近藤君とシンクロしたの
だった。
そこからはもう時間が急速に過ぎて行き
気が付けば物語はクライマックスにまで
行き良い感動の結末で完結した。
そして、最後のエンディングの曲まで聴き終え部屋が明るくなると同時に私達は
その場を後にした。
「はぁーーー♪」
「最高で超絶の面白さと感動で今でも」
「興奮が止まらない♪」
「今回のはハズレなしだったな!」
「迫力もあり、面白さ、切なさ」
「全て詰まっててストーリも原作に」
「忠実再現されていた。」
「そうなのそうなの!」
「もう本当、言葉に表せないくらい」
「感動しちゃった!」
「近藤君連れてきてくれて」
「ありがとう♪」
「いいよ。」
「俺が木梨と一緒に観たかった」
「だけだから。」
「それよりもう13時過ぎてるから」
「昼飯食いに行こう。」
「同じ趣味の人と観れるって良いよね!」
「ごっ!ご飯?」
「うん!行こ行こ!」
近藤君のさっきのセリフ…そんな深い意味ないよね?
きっと私と近藤君が同じ趣味だから…
それに友達だから一緒に観たかったって
意味だよね…。
「木梨、食べたい物あるんだけど」
「そこでいい?」
「うん!」
「私はどこでも良いよ!」
「任せるよ。」
「美味しいハンバーグ屋が」
「このすぐ近くにあるんだ。」
「えっ!!」
「ハンバーグ!?」
「もしかして近藤君ってハンバーグ」
「が好物?」
「うん…そうだけど…木梨やけに」
「食い気味だな(笑)」
木梨がこんな無邪気に食い付いてくるの
新鮮でこれもまた可愛いくて愛おしい。
きっと木梨もハンバーグ好きって言わなくても丸わかりである。
しかも今日の服装激やばい…似合いすぎてる。
bearWorldのサロペット付きのチェック柄の紺のキュロットに白のファー素材のインナーでアウターは丈が少し短い黒のコート。
そんな木梨の洋装見てたら他の女性なんて
比べ物にならない。
俺の中で1番輝いて見えていた。
「私もハンバーグが好物なの!」
「1週間、朝昼晩ハンバーグを」
「出されても食べれちゃうもん!」
「あははは(笑)」
「木梨マジで面白すぎ!」
「1週間ハンバーグはさすがに」
「飽きると思うぞ?(笑)」
「例えが斬新すぎるよ(笑)」