裏側の月
「じゃあ、私と同じなんだね。私と人って似てるんだね。」

少しずつ回りが暗くなってきた。

「ありがとう。」

完全に暗くなる前に小さな声が聞こえた。

俺は、回りを見渡してみた。

しかし、何も変わっているところがなかった。

俺は、ふと空を見上げた。
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