みやとロウ。
「みやは、ロウの傍にいたい」



私の幸せ

私の居たい場所


自分の気持ちも


あの頃から、ずっと変わらない



たくさんの選択肢の中から選んだのは


このひとの隣




「同じじゃなくていい」



同じじゃなくても構わない


人じゃないとか、生きる世界が違うとか
そんなの関係ない


手を伸ばせば、触れられて

声を返せば、反応が返ってくる


私を私として見てくれて

受け入れて、傍にいてくれた


ここがいいと思った

ロウの傍にいたいと思った



だから



「ロウの傍にいさせて」
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