みやとロウ。
多少は響くものがあったんだろう

僕の言葉に、ようやく狼炎は頷いて

これでもう一度、狼炎と話す機会を
みやに与えてあげられると思ったのに


その矢先に


みやが、記憶喰らいと遭遇した



そして、みやは僕らの事を忘れて
みやとロウは、そのまま別れる事になった


お互いの気持ちを
きちんと伝えられないまま



一度ならず、二度も、辛い別れを経験した
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