みやとロウ。
「…」
ふっと目が覚めて、起き上がる
隣で眠っていた塞ノ神さまがいないことに気付く
「……塞ノ神さま?」
……いない
庵のどこにも塞ノ神さまの姿が見当たらなくて、外に出る
庭先にもいない
「………ロウもいない…」
眠る直前まで
庵の外にいたはずのロウもいない
「…」
ざぁーっと夜風が足元を吹き抜けていく
静かな夜の森にひとりぽつんと取り残されたような気分になって
ざわざわと不安が胸に広がって
居ても立ってもいられなくて
気付けば走り出していた
…いない
いない、いない
……どこにも、いない
走り回って
色んな場所を探したけど、見つからない
「……塞ノ神さま…ロウ…
……どこ…?」
……もしかして、森の『外』…?
『中』にはいなかった
だったら
後は森の『外』にいるとしか考えられない
「…『外』に……探しに行ってみよう」
ふっと目が覚めて、起き上がる
隣で眠っていた塞ノ神さまがいないことに気付く
「……塞ノ神さま?」
……いない
庵のどこにも塞ノ神さまの姿が見当たらなくて、外に出る
庭先にもいない
「………ロウもいない…」
眠る直前まで
庵の外にいたはずのロウもいない
「…」
ざぁーっと夜風が足元を吹き抜けていく
静かな夜の森にひとりぽつんと取り残されたような気分になって
ざわざわと不安が胸に広がって
居ても立ってもいられなくて
気付けば走り出していた
…いない
いない、いない
……どこにも、いない
走り回って
色んな場所を探したけど、見つからない
「……塞ノ神さま…ロウ…
……どこ…?」
……もしかして、森の『外』…?
『中』にはいなかった
だったら
後は森の『外』にいるとしか考えられない
「…『外』に……探しに行ってみよう」