みやとロウ。
「それで、どうする?」
「とりあえず、夜になるのを待つ
魂喰らいが昼間に動くことはないだろうから」
ロウにそう返して
塞ノ神さまはまた私に顔を向ける
「みや、3日だけと言ったけれど
しばらくきみはここにいて」
「え?」
「魂喰らいが狙うのは曲霊だけじゃない
魂を持つもの、全てだ」
「きみみたいに稀少な色を持つ魂は
特に狙われやすい」
「だから、退治するまでここにいて欲しい」
「…」
塞ノ神さまがそう言うのだから
私は頷く他ない
もともと施設には戻りたくなかったし
ここにいていいって言うなら
それはそれで嬉しいけど
状況が状況なだけに
手放しで喜ぶことは出来ない
『魂を持つもの、全て』
つまり
塞ノ神さまやロウだって危険って事だから
「さてと、みや。
おなか、空いただろう?ご飯にしようか」
不安そうな表情をしていたのか
私の気を紛らわせるように
いつものように笑って塞ノ神さまは言った
「とりあえず、夜になるのを待つ
魂喰らいが昼間に動くことはないだろうから」
ロウにそう返して
塞ノ神さまはまた私に顔を向ける
「みや、3日だけと言ったけれど
しばらくきみはここにいて」
「え?」
「魂喰らいが狙うのは曲霊だけじゃない
魂を持つもの、全てだ」
「きみみたいに稀少な色を持つ魂は
特に狙われやすい」
「だから、退治するまでここにいて欲しい」
「…」
塞ノ神さまがそう言うのだから
私は頷く他ない
もともと施設には戻りたくなかったし
ここにいていいって言うなら
それはそれで嬉しいけど
状況が状況なだけに
手放しで喜ぶことは出来ない
『魂を持つもの、全て』
つまり
塞ノ神さまやロウだって危険って事だから
「さてと、みや。
おなか、空いただろう?ご飯にしようか」
不安そうな表情をしていたのか
私の気を紛らわせるように
いつものように笑って塞ノ神さまは言った