みやとロウ。
ぐっと両手に力を入れて
もう一度、立ち上がろうとするも
……全然、力、入らない…
………それに、なんだか………すごく眠い
「霊力の使いすぎか」
いと達に触れた後の、あの時の感覚に似てる
一気に押し寄せてくる眠気
体を起こしていられない
ふらふらと、体が傾く
そんな私をロウが支えてくれた
……さっきまで、なんともなかったのに
…………だめ……眠い……
まぶたが重い
意識が遠のきそうになる
「………。今日はここで休め
塞ノ神に頼んでおく」
じっと私を見下ろして
少し悩む素振りを見せた後
ロウはそう言って、私を抱え上げた
「………い、の……?」
「そんな状態で帰れないだろうが」
正論
ロウの胸にもたれ掛かって、目を閉じる
「……ごめ、……ね…」
最後に、なんとかそれだけ伝えて
私はそのまま意識を手放した
もう一度、立ち上がろうとするも
……全然、力、入らない…
………それに、なんだか………すごく眠い
「霊力の使いすぎか」
いと達に触れた後の、あの時の感覚に似てる
一気に押し寄せてくる眠気
体を起こしていられない
ふらふらと、体が傾く
そんな私をロウが支えてくれた
……さっきまで、なんともなかったのに
…………だめ……眠い……
まぶたが重い
意識が遠のきそうになる
「………。今日はここで休め
塞ノ神に頼んでおく」
じっと私を見下ろして
少し悩む素振りを見せた後
ロウはそう言って、私を抱え上げた
「………い、の……?」
「そんな状態で帰れないだろうが」
正論
ロウの胸にもたれ掛かって、目を閉じる
「……ごめ、……ね…」
最後に、なんとかそれだけ伝えて
私はそのまま意識を手放した