みやとロウ。
初めて会った時から感じていた
不思議なあたたかさ
その正体が
深い優しさと愛情なんだと気付くのに
それほど時間はかからなかった
素っ気なくて、無愛想
冷たくて、厳しい
口調や態度はそうでも
所々で垣間見る柔らかさは、ロウの素を表していた
段々と距離が近付くほどに
本当の意味で
ロウを冷たいと、無愛想だと感じることはなくなっていって
向けられる優しさが嬉しくて、心地良くて
ロウの傍を離れがたくなった
優しくされ慣れていない
優しさに飢えていた
だからこそ
一番弱っていたときに
一番苦しかったときに
それを与えてくれたロウに
神様みたいな、大きくて綺麗な白銀の獣に
私は惹かれて、焦がれた
「うん。みやはロウが好き
だから、ロウのために出来ること探してる」
護身術を教えて貰ってるのは
そのためでもある
守られてばかりなのが歯がゆい
それも本当だけど
強くなれば、ロウを心配させることもなくなる
少なくとも
自分の身を自分で守れる程度にはなりたいと思ってる
不思議なあたたかさ
その正体が
深い優しさと愛情なんだと気付くのに
それほど時間はかからなかった
素っ気なくて、無愛想
冷たくて、厳しい
口調や態度はそうでも
所々で垣間見る柔らかさは、ロウの素を表していた
段々と距離が近付くほどに
本当の意味で
ロウを冷たいと、無愛想だと感じることはなくなっていって
向けられる優しさが嬉しくて、心地良くて
ロウの傍を離れがたくなった
優しくされ慣れていない
優しさに飢えていた
だからこそ
一番弱っていたときに
一番苦しかったときに
それを与えてくれたロウに
神様みたいな、大きくて綺麗な白銀の獣に
私は惹かれて、焦がれた
「うん。みやはロウが好き
だから、ロウのために出来ること探してる」
護身術を教えて貰ってるのは
そのためでもある
守られてばかりなのが歯がゆい
それも本当だけど
強くなれば、ロウを心配させることもなくなる
少なくとも
自分の身を自分で守れる程度にはなりたいと思ってる