最後にもう一度愛を...


ハッハッハ


まだ笑ってる藍さん


ヒーヒーッなんて声まで聞こえてくる


運転もフラフラしているような気も…


『おい、藍。テメェ殺す』


不機嫌さMAXの本気声で紅さんが言う



ひぇぇ…



「里紗さん、確かに無愛想ではありますが感情豊かになりましたよ。長年一緒にいる私にはわかります。
若が女に対してこんなに心を開いたことはありません。」



紅さんが言ったことは気にも留めずに話す藍さん



「そうなんですか...」


そうだとうれしいな....




そう思ってたら車が止まった


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