最後にもう一度愛を...


「そうだ、望月くんこれを……」




そう言って悠遠さんの元へ差し出した1枚の紙に私と悠遠さんは目を見開いた




「……社長!いくら何でもはや過ぎないですか……?婚姻届なんて……」




そう言い、動揺している悠遠さんに



「なんだね?望月くんも里紗との婚約に同意してくれただろう?早くはないだろう。それとも他にいるのかね……?」



叔父はそう言い、ニヤリとした



悠遠さんは苦虫を噛み潰したような顔をした



悠遠さん……



私……



悠遠さんと結婚しないといけないの……?





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