最後にもう一度愛を...

ﾊﾞｼｯ



「ｲﾀｲ...」


右頬を思いっきり殴られた


「あーあ、大人しくしていれば手を上げられずに済んだのによー」


私はもう反抗する気力もなくなっていた

もうだめなんだ...

結局私は......

自分で逃げ込んだけどこの路地は薄気味悪く誰も通らない
なんでこんなところに逃げ込んだかな...

数分前の自分が恨めしい

叫んだところでだれも助けて何てくれない


大人しく連れていかれるしかないんだ


「ほら。行くぞ、お前の居場所はソープしかねえんだよ」