最後にもう一度愛を...



でも...




もうここには居れないの...



そう自分自身に言い聞かせ前へ前へ足を運んだ

やっと玄関だ

でも走るほどの体力はない...


紅さんごめんね


私...

昨日倒れたんだよね。


病院に連れてきてくれてありがとう


私ね、歩きながら気づいたんだ...


倒れて昔の記憶が蘇ってきて


これは神様からの忠告なんだって

私は貴方に優しくして貰ってはダメなんだって

そんな資格はないんだって気づいたの

< 71 / 378 >

この作品をシェア

pagetop