夢にも思ってなかったよ。
現実を受け入れるのは困難だけど、一緒に乗り越えよう。
時計を見ると23時を過ぎたところだった。
つい、先日なら楽しみの時間も最近は億劫である。
本当は"おかえり~"とお出迎えたいし、今日何をしたとか話したい。
でもーーーー。
(そろそろ、時間かな。)
そそくさと、寝室のベッドに潜り込む。
途端に静まり返る室内ーーーー。
ガチャ。
パタパタ。
「なんだ寝てるのか。」
ふぅ。
危なかった。
(ううん。寝てない。起きてるけど…)
「はあ、真夏?
起きてるんだろ?」
(いいえ。寝てます。)
「別にいいけど。」
こんな状況だけど新婚です。
つい、先日までラブラブな夫婦でした。