時間切れ
慰謝料
月曜日の午後慎一から篠原弁護士に自宅を空っぽにしたとの電話連絡がきた。
そして、売却のお金が入り次第、
典子さんと、弘美さんへの慰謝料の支払いもしたいとの事だった。
慎一からは、不動産の名義変更は明日の夕方にしたいと希望があった。
一也は不動産屋さんに連絡して、時間が決まったら連絡すると言って電話を切った。
翌日の17時に動産屋さんで名義変更をした。
慎一は鍵を4本を渡し、
篠原弁護士に入金が確認された時に慰謝料も一緒に渡したいと言って帰って行った。
不動産屋からは、翌日入金があった。
慎一には留守番電話にメッセージを残した。
夕方折り返しの電話が入り、11時に事務所へ来る事になった。