時間切れ
鍋パーティーは 衝撃告白
19時に篠原弁護士は、花束と人気の焼き菓子を持ってやって来た。
「先生!いらっしゃい!お待ちしてました!」
「今日は、図々しくご馳走なりに、来ました。
コレはお祝いです! どうぞ。」
「先生! ありがとうございます!お花キレイ〜!
のりちゃん!陸!
先生からお菓子と、お花いただいたよ〜!」
「わぁ〜先生!いらっしゃい!
先生!母さんを勝たせてくれて、ありがとうございました!
今日は、すき焼きだからたくさん食べよう!」
「陸くん、お久しぶりだね。学校は慣れてきた?」
「うん! クラスの隣のヤツが世話してくれる」
「陸!先生に入ってもらわなきゃ!」
「あ、ゴメン! 先生と久しぶりだからさ〜」
「皆さんに歓迎されて嬉しいです。ハハハ」
「さぁ、先生、入って下さい。」
「では、お邪魔します。」
「先生! こっちだよ!」
陸も今日は、少しはしゃいでいる。
慎一は陸には関心がなく、あまり話しもしてなかったからなのか、先生が陸に対しても対等に接してくれて嬉しいのだろうと、弘美は思った。
"私の勘が当たってたら、陸ももっとイキイキする事になるだろう…" ふふふ〜楽しみ…