時間切れ
「オレは、離婚して欲しい!
親父の言う事が、信じられないし軽蔑した。
オレは、母さんとこの家を離れたい。」

「うん。 次はのりちゃん…」

「う〜ん。 ちょっと考える時間を貰えませんか?
まさか 陸が…目撃してしまったなんて…
私も 頭の中がごちゃごちゃで…

今日は、駅前のビジネスホテルに泊まってひとりで考えたいです。
明日の夕方まで時間を下さい。」

「そうよね! いきなりこんな話だしすぐには答えられないわよね…
じゃあ、明日の18時に また話し合いましょう!」

「すみません…」

「典子! 俺は離婚はしないからな!」

「パパの気持ちは、わかった…」

典子は、ボストンバックに着替えを持ち、家を出て行った。

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