時間切れ
「うんわかった。
ところでお母さん、明日の準備は大丈夫ですか?空港まで送ります!」
「うん、準備はできてるし1人で大丈夫。
明日は、陸と携帯ショップ行くんでしょう?」
「でも…」
「ありがとう、のりちゃん。本当に大丈夫よ。
冷蔵庫に飛行機の時間と、
一応、太郎の住所と携帯の電話番号書いた紙を貼っておいたから〜!」
「婆ちゃん、どこの空港まで行くの?」
「オホーツク紋別空港までだよ!」
「空港からどれくらいかかるの?」
「太郎の話だと、1時間半くらいだって言ってた。」
「何か、変わった地名だよな!」
「ハハハ! まあ冬は凄く寒いんだって!」
「気をつけて行って来て下さいね。」
「うん。ありがとう。写真も撮ってくるしお土産も買ってくるからね!」
「うん。頼むよ婆ちゃん!気をつけね!」