時間切れ

「そうだなぁ、陸くん頼むわ〜」

陸と太郎で、観光バスのコースを見ながら話が盛り上がっている。

「婆ちゃん、リクエストある?」

「特にないけど、太郎はタワーは行ったことないからタワーが入ってるのが良いかな〜」

「わかった。じゃあ、タワーと隣接してる水族館が入ってるのは?」

「水族館は、陸の幼稚園の遠足以来だから行きたい! そのコースにして〜」

「典子さんの意見は大丈夫なのかい?」

「母さんも、賛成すると思うから大丈夫!」

「じゃあ、そのコースの13:00出発のにするかい?陸くん、俺のスマホで予約してもらえるかい?」

「うん。新規登録して… 爺ちゃんのメアドを入力だな…
爺ちゃん、メアド入力してくれる?」

太郎は、ゆっくりと
ピッ!ピッ! ピッピッピッピッピッ 入力し陸に渡す。

「大人 が…4人分 よし!出来たよ!
爺ちゃん、このチケットはコンビニで購入しなきゃいけないけどこれからコンビニ行って買う? 
買いに行くなら、オレも一緒に行くよ!」

「そうだね〜 今から行くか!
弘美、陸くんとコンビニに行ってくるわ!」

「は〜い。 気をつけてね!」

陸と太郎は、コンビニへ出かけた。

しばらくして、大笑いしながら帰ってきた2人。


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