時間切れ
太郎さんと一也さんはお酒を呑み始め北海道の珍味を食べながら談笑していた。

お義父さんの人柄のおかげか、一也さんも打ち解けている様子だ。
陸もお風呂から上がってから酔っ払っている2人と楽しそうに話しをしていた。

キッチンで、私とお義母さんは明日、お節料理を作る相談をして準備した。

「のりちゃん、陸スゴイ先生にお世話になってるんだね。」

「はい。今は平日も夕飯後に勉強してます。」

「先生もコンビニ弁当卒業できて良かった。のりちゃんは大変かもしれないけど、先生の食生活を支えてあげてよ〜」

「はい。食事代もいただいてますし頑張りますね。ふふふ。
ところで、あちらの生活はどうですか?」

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