時間切れ

安田 仁の助言


自宅に戻った一也。

ソファーに座ったと同時に携帯がなった。

「ヒトシ。今日はありがとうな!美味しかったわ。 どうした?」

「オイ! 全部最初から話せ!」

「は? 何?」

「典子さんと陸くんだよ! 俺は、ピン!ときたわ〜
お前、彼女の事好きなんだろ?
前の嫁はお前の地位や金目当てだって助言してやったのに騙されただろ?
でもな、典子さんは賛成!お前を支えてくれる人だわ。
俺にはわかる!
お前さ、ご飯きちんと食べてるだろう〜
それは、後だ!

まず初めから話せ!典子さんとの出会いを!」



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