時間切れ

コンコン!!

一也と、陸が顔を出した。

「あら〜、イケメンが2人もきたわ!ハハハ」
お母さんは、先に控え室から出て行った。

一也は、目をパチクリ瞬きをしている。

陸は、ぽか〜んとしている。

「どう? 似合ってる? 大丈夫?」

一也は、典子に近づき、ぎゅーと抱きしめた

「ノン! 世界一の花嫁さんだよ〜綺麗だよ、陸〜俺の奥さん綺麗だろ?」

「母さん、プロのメイクって凄いワザだな!」

「もう! お母さん綺麗だよとか言えないの!」

ハハハ!ハハハと、一也が笑い、

「綺麗だよ!素敵だよ!は俺のセリフだからね〜、陸は黙って見ててね。」

ハハハ!ハハハ!と陸も大笑い。

両家の親と、私たちでリムジンに乗って会場のフレンチレストラン安田へ向かった。

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