時間切れ
「あ! 父さん、母さん。
龍一爺ちゃんからパソコン一式、入学お祝いとして買っていただきました!
あと… 塾の事…悩んでたんだけど、爺ちゃんにアドバイスしてもらってweb学習のお試し学習を体験してみたんだ。
部活やりながらでも、家で勉強できるから後で2人にも確認してから契約してもらいたいんだ。」
「え〜 パソコン一式! そんな高価なモノをいただいても良いんですか?お義父さん。」
「もちろん! 陸とスカイプしたかったからさ
あとな、冬休みに陸をシンガポールに呼んでも良いかな?
観光にも連れて行ってあげたいし」
「え〜 陸だけシンガポール!ズルい!俺とノンも年末の休みに行きたい!」
「じゃあ、陸は冬休みに入ったらすぐに来て、年末年始はお前たち夫婦もくれば良い。
陸はウチに泊めるけど、そんなに広くないからさ、悪いけどお前たちは、ホテルに泊まってくれな。」
「よし! 陸のパスポートも作らないと!
飛行機もホテルも俺が明日予約するわ。」
「お〜! やっぱ、父さんは仕事が早いなぁ!
スゴイわ! 尊敬します。」
「陸に褒められると、照れるなぁ〜ハハハ…」
みんなで、ニコニコ。
美味しい家族の食卓になりました。
食後、片付けをしてから私と一也さんは先に休むことにした。