時間切れ

月曜日の朝食は、和食。

スーパーへ行ってないので冷凍してある食材や、賞味期限が切れてないモノで何とか作った。

定番だが、焼き魚、卵焼き、ほうれん草とコーンの炒め物、わかめとカニかまの和物に、味噌汁とご飯。

お義父さんは久しぶりの定番朝食を喜んでくれた。

私と一也さんは今日までお休みで、陸だけが登校する。 

「俺も休みたいなあ〜」

「じゃあ、休めば? 俺もあさって帰るし明日は、一也と事務所に行く予定だしさ!」

「う〜ん、 陸、休みたいのか?」

「うん…」

「ズル休みは、今日だけだぞ!」

「ありがとう、父さん!ヤッタ!」

「ノン、学校へ腹痛で休む連絡いれてやって。」

「もう! 陸、ズルは今日だけだからね〜」

「わかってる! ありがとう母さん。
電話ヨロシク! 1年1組 南 陸だからね!」


「あ、陸の学校に変更届け出さなきゃだな。」

「明日でも、学校事務から書類貰ってくるわ」

「頼むな、篠原 陸くん!」 ニコニコ。

< 286 / 454 >

この作品をシェア

pagetop