時間切れ
2日後の日曜日の夜…

陸を寝かしつけてリビングに戻ると、お義母さんがソファーに座り私を待っていた。

「まだ、慎一も帰って来ないから少し話しをしない?」

「はい… お茶淹れますね。」

お茶を淹れてソファーに腰掛けると、

「ねぇ、のりちゃん。何があった?」

「え? 何って…」

「夫婦の事だし、口出ししないでおこうと思ってたんだけど…
もし、慎一がのりちゃんを辛い目に合わせてるなら、私から慎一に話しをしてみようか?」

「えー。多分… 大丈夫だと思いますが本当に辛くなったら、お義母さんに相談しますね」

「うん。いつでも相談して! 
私は、のりちゃんと陸の味方だからね!」

「ありがとうございます! ふふふ。」


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