時間切れ
翌朝、サプリメントをのんで出勤した典子。
普段通り仕事をする。
やっぱり、疲れが溜まってたんだなぁ〜
今日は、16時からアルバイトの陸。
陸が出勤して、中村さんの指示で動いている。
私の勤務は、17時で上がりで今日の分をこなしていた。
そろそろ終わりだなと思い、給湯室へ自分のカップを持って立ち上がったら、目の前が真っ暗になり…
私は、倒れてしまい。意識を失った…
加藤さんが
「典子さん! 大丈夫ですか?」の声に陸が私のところまで飛んできたらしく、倒れた私に気がついた人たちが救急車に連絡してくれ、
一也さんとお義父さんは外出していたので、すぐに連絡してくれた。
陸が私の側で
「母さん! 母さん! しっかりして!
今、救急車くるからな!」
他の事務所の人たちから、動かすな!息してるか、確認しよう! などの声がかけられていた。
陸はずっと、「母さん! しっかりして!」と叫んでたそうだ。
救急隊員が、事務所に入ってきた。
倒れた状況を聞き、心臓も動いているが血圧が低く、すぐに救急車で陸が付き添って救急病院へ運ばれた。
いろんな装置を、つけられ、採血される。
倒れて、頭を、打ってるかもしれないので、レントゲンや、CTスキャンもする。
しばらくして、気が付いた典子。
医師が
「篠原さん! わかりますか? ここは病院ですよ。 倒れたのわかる?」
典子は、頷いた。
「わかるんだね〜、
今、色々と調べてますからね〜もう少ししっかり 意識が戻ったら、酸素マスクとかと取るからね〜」