時間切れ

その日の夕飯は、すき焼き。

陸と、お義父さんも早めに帰ってきてくれて、

「2人とも早めに帰って来てくれて、ありがとう!ノンの退院祝いをします!」

「母さん、良かったな! 病名は何だった?貧血? 更年期障害?」

「それはね〜、すき焼き食べてから後でね〜」

「まさか、赤ん坊か?」

「え〜! マジ!」

「イヤ! それは違うな〜 さ、食べよう!」

「いっただきま〜す!」

龍一は、一也と典子の雰囲気がちょっと気になった……

食事も終わり、陸と一也で後片付けをした。

リビングで、お茶を飲む、龍一と典子。

「典子さん、大丈夫か?」

「う〜ん… へへへ 大丈夫かな〜」

一也と陸もリビングにきて、それぞれお茶を持ってきた。
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