時間切れ

検査入院した、典子。

今日は、陸と南のお義父さんも病院で血液検査をする。
5人で高野医師から説明があり、陸と南のお義父さんは採血する部屋へ案内された。

典子は、病衣に着替えてからスケジュールの通り検査をしていく。

今日は、一日仕事を休んだ一也。

典子の骨髄液を取る手術室のまえの椅子に腰をかける。

採血が終わった陸と南のお義父さんも手術室の前に来た。

「お義父さん、陸、お疲れ様でした。
ノンは今、骨髄液を採取してるよ…」

「そうかあ〜、 父さん、俺と爺ちゃんの結果はあさってわかるって言われたから…」

南和夫
「一也くん、大変だが典子のこと…頼みます。
何かあればすぐに来るからな!」

「はい。お義父さん、ありがとうございます。
何かあれば、すぐに連絡しますね。
陸、お義父さんのお見送り頼むな。」

「うん。じゃあ爺ちゃん行こうか?」

「イヤ、麻酔かかってるかもしれないが、典子の顔を見てから帰る。
良いかあ一也くん。」

「ハイ。そうしてやって下さい。
ノンも安心します。ありがとうございます。」


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