時間切れ
朝になり、ビジネスホテルで目覚めた典子。
ぐっすり寝た。気分は良好。
「よし! まず心配してるだろうから陸とお義母さんに電話しよ!」
〜…〜…
アレ? お義母さんからだ!
「ハイ。お義母さん?」
「のりちゃん、ごめん。寝てた?」
「今、起きたとこです! 私もお義母さんと陸に電話しようと思ってたんですよ!」
「あのね、のりちゃんに夕方会うけど〜
その前に一緒に行きたいところがあるの!
私が、陸も連れて行くから今から言う住所に13時に来て欲しいのよ。」
「は…い。わかりました。」
「あ、住所はメールにするね。ハハハ。」
「陸は、大丈夫でしたか?」
「うん。昨日は私と寝たから大丈夫だった。
すごく慎一の事軽蔑したみたいで、怒ってるかな
のりちゃん! これだけは、約束して!
私の事は、考えないで欲しい。
あなたの思うようにやりなさい! ね!」
「本当に申し訳ありません。
そして、ありがとうございます。 」
「よし! じゃあ、メールするね!また後でね」