時間切れ
南の両親には、孤児になった自分を養女として
育ててもらった感謝が書いてあり、500万円は老後の為に自由に使って欲しいと書いてあった。
弘美と太郎には、
自分が離婚した為に、慎一との親子の縁を切ってしまった詫びと、太郎の診療所に新しい医療機器を導入する足しにして、これからも町の人たちを救って欲しいと書かれていた。
弘美には、もう慎一を許してあげて欲しいと書いてあった。
陸には、
離婚しても陸が自分にとっての希望だった事。
一也との、仲をとり持ってくれた感謝。
弁護士になって、龍一お義父さんと一也さんを支えていって欲しい願い。
陸への遺産は、典子が事務所で働いて貯めたお金である事が書いてあり、
私の息子として産まれてきてくれてありがとうと、
感謝の言葉が書いてあった。