時間切れ

慎一の考え


慎一は皆んながいない昼間のうちに、美穂へ電話をした。

〜…〜…
「慎一さん? どうなったの?」

「美穂… 昨日の事を、息子がバラしたから話し合いになったよ。 
昨夜はさ〜妻は、ひとりで考えたいからって言って一晩ビジネスホテルに泊まったらしい。

今日も夕方から話し合いするん事になってる。
美穂… 俺たちの事が家族にバレたからにはもう、君とは会えないと思う…」

「へ? 慎一さん何言ってるの?奥さんと離婚して私と結婚してくれるんでしょう? 」

「美穂… 今日も話し合いがあるしどうなるかわからないから、こっちが片付いたら2人で話し合おうな!」

「慎一さん! 私のこと、愛してる?」

「あぁ!もちろん愛してるよ!」

「じゃあ、家族は?」

「家族も大切だな…」

「なんなの〜! もう!慎一さん。しっかりしてよ! 
どうせ 奥さんとは離婚する家族なんでしょ!」

「まぁまぁ、落ち着けよ美穂。
また 結果とかわかったら連絡するからさ!」

「う…ん。わかった。必ず!離婚してよ!」

「ハハハ。 じゃあ またな。」 ピッ!
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