時間切れ
「弘美さんは…」
「私は、もう住むところ決まりそうです。
ただ、慎一がちゃんと払うのをを見届けてから引っ越しします。」
「では、正式に整うまで、私が所有しているマンションに3人で住みませんか?
あと、典子さんの就職の件ですがウチの事務所の経理の正社員になって下さるなら、
社宅としてそのまま住んで構いません。
社宅ですから、家賃は3万円
修繕費などは5000円です。
マンションはここからすぐ近くです。
社宅は、8階建ての3階にあります。
最上階は、私の自宅です。
この辺なら区は変わりますが、県内一の進学校には徒歩や自転車で通えますよ!」
「お義母さん、陸、どうする?」
「そうしよう! 但し先生!陸の転校先を父親には教えないと学校に言って欲しい!
弁護士先生が、学校に伝えるのと保護者が伝えるのとでは、重要度が違うから〜」
「はい。 学校へ出向きますよ!」
「先生、ありがとう!心強いわ!」
「ありがとうございます。」と典子もお礼をした。