時間切れ
一也が出発する時に管理人さんへ連絡してくれていたので玄関には管理人の 田中さんが鍵を持って待っていてくれた。
「田中さん。 ありがとうございます。
304号室に入居する。南さん親子としばらく一緒に暮らす 早川さんです。」
「はじめまして! 管理人の田中です!」
「「「はじめまして、宜しくお願いします!」」」
「田中さん。今日は中を見てもらうだけですが、明日から必要な物を準備して、
来週までには引っ越ししますから。改めて正式な入居日が決まりましたら、ご連絡します。」
「はい。オーナー畏まりました。
304号室の鍵3本です。では、私はこれで失礼します。」
「田中さん、ありがとうございました。
では、みなさん入りましょうか。」