時間切れ

「母さん!婆ちゃん!こんな豪華な社宅でラッキー!
母さん。先生の事務所を辞めないでよ!」

「うん。 もちろん!
でも篠原先生、こんな立派なマンションなのに家賃3万円って… 本当によろしいのですか?」

「もちろんです! 陸くんも気に入ってくれて良かったです。
弘美さんも短期間ですがゆっくり出来ると思いますよ。」

「本当に、ありがとうございます先生!
じゃあ、陸、のりちゃん、必要な物だけ持って駅前のビジネスホテルに行こうか…」

「「はい。 うん。」」

「じゃあ、私はエントランスで待ってますね。」

3人とも着替えだけを持ち、篠原先生の車でビジネスホテルに向かった。
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